世界、日本の地ビール、クラフトビール

■400個の焼リンゴはパン屋さんのオーブンで このビールの仕込みは、地元パン屋さんの大きなオーブンで 約400個の焼リンゴをつくるところから始まります。 ビールには4種類の麦芽を使用。そのうち3種類が ベース麦芽をトーストのように軽く焦がした“カラメル麦芽”です。 “カラメル麦芽”は、その名の通りカラメルソースやタフィー、 香ばしいパイのような風味をビールにもたらします。 そこに400個の焼りんごとシナモンで、甘くスパイシーな風味を溶け込ませ アップルパイのような味わいに仕上げています。 発売4年目となる今年は、新たにメープルシュガーを副原料に追加。 メープル独特の香ばしい甘さが、カラメル麦芽の風味に奥深さをプラス。 より甘美でコク深い風味になりました。 ■香り、1口目、最後の余韻、3段階のお楽しみ 栓を開けると広がる香りは焼き立てアップルパイそのもの。 泡はほんのりシナモン風味でスパイシー。 １口飲むと広がる、たっぷりした“カラメルモルト”の甘美なコクと、リンゴのほのかな酸味。 時折ホップの苦みも顔を覗かせ、余韻にはメープルシュガーの香ばしい甘味が。 “ビール＝苦い”という常識を叩き壊すこの味わいに、なじめない方もいるでしょう。 でも、単なる変わり種ビールが発売４シーズン目を迎えられる程この業界は甘くありません。 新感覚の味わいでも、土台を支えているのはあくまで王道ビール。 ビール通の方から、何人ものビール嫌いの人までをも魅了した甘美な味わいをお試しあれ。